【読書アウトプット】『「節税・無借金」経営は今すぐやめなさい』 久保龍太郎著

読書アウトプット

はいどうも!ボウズマンです!

コロナウイルスの影響で、企業の倒産リスクについて連日報道されるようになってきましたね。

新型コロナウイルス感染症特別貸付」なんてものをが用意され、売上が減少した企業などに対してお金を貸してもらえるそうです。

お金を借りる=借金をする

ということに対して抵抗がある人は多いと思いますが、そんな人ほど今回アウトプットするこちらの本を読んでいただきたいと思います。

特に経営者の方で借金に抵抗がある方には必読の書だと思います。

そもそも「倒産」とはどういう状態のこと?

コロナウイルスの影響で、「倒産」という言葉を聞く機会が増えてきましたね。

それでは、そもそも「倒産」とはどういった状態のことをいうのでしょうか。

こちらの本の中ではこのような解説されています。

簡単に言えば、現金が不足して、必要な支払いができなくなることです。逆に、現金さえあれば会社は潰れないのです。そして倒産しないことこそが、本当の健全経営です。

『「節税・無借金」経営は今すぐやめなさい』より引用

ですので、「銀行から現金を借りまくりましょう!」と著者の久保龍太郎さんは何度も繰り返し主張されています。

ボウズマン
ボウズマン

現金さえあれば会社は潰れんのんじゃね!

当たり前のようじゃけど、意外と知らん人多いんじゃない?!

ちなみに日本で倒産する企業の黒字率は46.3%だそうです。

倒産する企業の半数近くが黒字なのに倒産していることに驚きでした。

例えば製造業の場合ですと、「仕入れ」「製造」「販売(納品)」のサイクルを黒字で回していても、作った製品の販売先(納品先)が倒産した場合、保有している現金が少ないと売掛金が回収出来ずに黒字倒産を起こすことになります。(連鎖倒産)

今回のコロナの場合、外出を自粛するよう要請が出ています。

外で飲食をしたり、ショッピングをしたりする機会が激減していますので、販売店や飲食店にとっては大ダメージです。

それらの企業が倒産することで、連鎖的にそれらに密接に関係している企業も倒産していく可能性があります。

ですので日頃から「非常事態」に備えて借金をしてでも手元に現金を保有しておくことの重要性を主張されているのです。

今回の「新型コロナウイルス感染症特別貸付」に関しては無担保・無利子(実質)で借りることができますので、活用しない手はないと思います。

銀行から借金をするメリットとは?

「借金」=「悪」だと無意識のうちに刷り込まれていませんか?

私なんかは典型的に刷り込まれていた人間なので借金に対してはかなりの恐怖心がありました。

「家庭」においては無借金の方がいいに決まっていますが、「企業」においては話が違ってきます。

ここでは本書の中で解説されている「銀行から借金をするメリット」について3つ紹介します。

手元資金が増えることで現金一括前払い等による仕入れコスト削減が可能になり、結果として利益が増える!

売掛金未回収のまま倒産されるのはとても恐ろしいことです。

ですのでその未回収リスクも踏まえた価格での取引をしている業者は多いようです。

本来ならば何度も取引を重ね、信頼を得ることで値引きをしてもらえるようになっていくのですが、取引経験が少なくても現金一括前払いで支払うことで、先方にとっての未回収リスクを無くしてあげることができます。

そうすることで銀行から借りた現金の利息よりも高い値引率を実現することが出来れば利益が生まれ、借金を戦略的に活用することが出来るのです。

1億円を借りて1億5000万円の利益を出せばいいのです。

このように「お金」は、仕入れた「商品」と同じで、儲けるための手段だといいう意味です。

資金が増えることで、様々なアイデアを実現することができ、早く会社が成長するきっかけを多く得られる!

良いビジネスのアイデアが思いついても、資金がなければ実現することはできません。

逆を言えば、資金さえあれば大抵のアイデアは実現できることになります。

アイデアとは思いついた人が勝ちなのではなく、それを実現した方が勝ちなのです。

銀行から現金をしっかり仕入れておくことで、ビジネスで勝つアイデアを実現することが可能になってくるのです。

ちなみに作者は「上場」することで資金を募ることに対して、あまりお勧めされていません。

それは銀行からお金を借りる利率より、株主に配当として利益を還元する利率の方が高くなってしまうからだそうです。

また、上場を継続させるには大きなコストがかかったり、最大のデメリットは株主から経営に口出しをされることです。

そんなところが全く気にならないくらい稼げているなら別ですが、よほどの大手企業でもない限り大変な苦労と努力を重ねて「上場」して資金を集めるより、銀行からお金を借りる方がよっぽど「お得」でコスパが良いということでした。

運転資金を借りておくことで非常時に対応できる!

今回のコロナウイルスによる突然の不景気のように、人生何が起こるかわかりません。

地震・台風・津波・火災・事故・ウイルス(疫病)など、様々なリスクが考えられます。

そういった際でも、当面の運転資金があることで倒産を免れる可能性を上げることができますし、従業員に給料を払い続けることも出来るかも知れません。

ですので、何もないときでも銀行から「借りられるだけ借りておきましょう」と作者は主張されています。

普段から銀行からお金を借りてそれを返済している実績がなければ、いきなり「お金を貸してください」といっても貸してくれません。

「お金を借りて、返す」を着実に積み重ねていくことで銀行との信頼が生まれ、より良い条件でお金を借りられるようになるとのことです。

しかも、いろんな銀行からお金を借りている方がより「信頼度」は上がるようです。

普通は「いろんなところで借金を作っている」状態を見ると、「この会社やばいんじゃないの!?」と思ってしまいそうですが、先ほど書いたように銀行は“信頼がある状態“じゃなければお金を貸してくれません。

ですので、たくさんの銀行から借金をしている企業は、銀行からしたら「たくさんの銀行から信頼されている企業」だと判断され、優良な企業であるとみなされるとのことでした。

ボウズマン
ボウズマン

ここらへんも一般人からしたら結構驚きじゃない!?

言われてみたら納得できたけど!

資本主義は「カネとカネのぶつけ合いのケンカ」だ!

この本では資本主義は「カネとカネのぶつけ合いのケンカ」と表現されています。

お金を持っている企業が勝つ仕組みになっており、これを覆すことは難しいようです。

なるべく大企業とは戦わずに、ニッチなところで勝負をしていきましょう。

闇雲な「節税」が倒産リスクを招く!

「節税」についても、「正しい節税をすること」を心がけましょうとのことです。

ここでの「正しい節税」とは法的に正しい(脱税ではない)という意味の正しさではなく、節税目的で保険に入ったり、闇雲に交際費としてキャバクラで遊んだりして「純資産を減らす」ような節税をしないことをいっています。

無駄な経費を計上して「純資産」を減らしていないか確認しながらあまり節税にこだわり過ぎず、あくまで健全に経営して「純資産を増やす」ことに専念しましょう。

そうすることであなたの会社は潰れにくく、成長の早い会社になるとのことです。

まとめ

さて、今回のアウトプットはここで終了です。

いかがでしたでしょうか?

私は経営者ではありませんが、この本を読むと経営者の苦労であったり、孤独であったりを垣間見ることができます。

特にコロナウイルスで不景気真っ只中の現在、得意先の経営者へ「新型コロナウイルス感染症特別貸付」のアドバイスができたり、そこまで出来ないにしても悩みに寄り添うことは出来ると思います。

借金は悪ではありません。

事業を継続させる手段です。

有効に活用してこの困難を乗り越えましょう!

ではまた!

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