大人になるということは“忘れてしまう”ということ

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「ストレージが不足しています」

と私のiPhoneが知らせてくれています。

この表示がされるたび、不必要な写真やアプリなどをiPhone上から削除して、また新しいものをインストールしたりします。

お金を払ってストレージを購入したらいいのですが、ケチな私はそんなことはしません!えっへん!

これと同じことが自分の頭の中でも行われているんです。

大人になるにつれて幼い頃の思い出や、同級生の顔、疑問に思っていたことや当時の夢など、自分にとって“不必要”とされる情報から削除されていきます。

創造主、Apple様がお作りになられた高性能なiPhoneでさえ、決められた容量の中で情報の取捨選択を行わなければならないので、私の頭の中のような少ない容量だと頻繁にストレージ不足を起こし、いろんな情報が削除されていることでしょう。

しかもお金を払って頭の中のストレージを拡大することも「今のところは」できないですもんね。

「未来」では、頭の中の記憶を外部の機械にストックしておくようなことも可能になっているかもしれませんね。

ネットの記事をみて、ふとした疑問を思い出す

なぜこのようなことを書こうと思ったかといいますと、先ほどネットニュースをなんとなくのぞいていたら、気になる記事を発見いたしました。

広島市民「市内に行こう」→他県民「???」 広島では「市内」の定義が他とは違うらしい

Jタウンネット あなたの街の情報サイト より引用

広島になじみのない方や、もしかしたら広島の若い子たちには意味がわからないかもしれませんが、私はこの記事を見つけた瞬間に幼いころの“記憶の回路”が繋がって

「あーーー!これわかるっ!ちっちゃかった頃ずっと疑問に思っとったわコレ!」

となぜかテンションが上がっちゃいました。

多分、この“記憶の回路”が繋がるとき、脳が活性化されたり、何かしら脳にとって良い作用が働いている気がします。

だってすごいテンション上がりましたもん。

広島市民特有の“市内”の使い方

私が見つけた記事の内容を簡単にご説明いたしますと、

「広島市民は広島“市内”に住んでいながら、市の中心部に出かけることを“市内に行く”と表現する」

ということです。

私も小さいころ家族と一緒によく”市内“につれていってもらったものです。

”そごう“の一階の化粧品売り場の匂いが今にも蘇って来そうです。

”屋上遊園地“なんてものもあり、そこで少し遊ばせてもらうことが楽しみでしょうがありませんでした。

夏には広島市民お馴染みの”ファミリープール“にもよく連れていってもらいました。

プールサイドで食べる”普通の焼きそば“が、どうしてこんなに美味しいのか!と衝撃をうけたことも思い出します。

父親の「今日は“市内”に連れてっちゃる!」という言葉に胸を躍らせていました。

母親の「今日は“市内”に行くけぇ、いい格好していこうね!」という言葉からも、“市内に出る”ということが大人にとっても気合いが入るイベントだったことが伺えます。

こんなふうに、広島市中心部には百貨店や子どもが遊ぶ場所やおもちゃ屋さんなど、子どもにとっても大人にとっても胸の躍るモノが揃っていました。

当時の広島の最先端が“市内”にいけばある!という状態でした。

今では各地にショッピンモールが出来、またAmazonや楽天などのネットショッピングで事足りるようになってしまったため、“市内”のプレミア感がかなり薄れてきてしまいました。

ですが当時のことを知っている私達世代(30代)ぐらいまではおそらく今でも“市内に出る”というと、自然と“多少気合が入る”人が多いのではないかと思います。

解決されなかった疑問

幼いころ母親に

「どうして広島市内に住んどるのに、“市内”のことを“市内”っていうん?」

と聞いたことがあります。

ですが、母親にとってもそれが“当たり前”として育ってきたので疑問に思ったことがなかったのでしょう。

「そりゃあ、あの辺が“市内”じゃけぇよ!」

とドヤ顔でわけのわからない“正解”を植え付けられたことを覚えています。

それ以来、「“市内”と呼ぶことに疑問を持つことをやめよう!」と、この疑問を頭の中から削除していました。

そんな私がこの記事を見つけたのには、“運命的”な出会いを感じずにはいられず、「幼いころの疑問が解決出来るかもしれないと思い!」貪るように記事を読みました。

ですが、残念ながら肝心な答えはそこには示されていませんでした。

まとめ

今回、疑問が解決されなかったことについては残念な気もしますが、逆に「知らない方がおもしろい」こともあると思います。

それに昔の楽しかった思い出を振り返ることができて、朝からなんだかいい気分になりました。

私の子どもたちが今後同じことを疑問に思い、私に聞いてくるようなことがあれば、もちろんドヤ顔でこう答えてやります。

「そりゃあ、あの辺が“市内”じゃけぇよ!」

これが広島市民に引き継がれるDNAじゃ!

それではまた!

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