漫画『君たちはどう生きるか』を読んで、今私が思うこと

読書アウトプット

今回は「歴史的名著」として名高い『君たちはどう生きるか』という本を読んでみました。

書店でも見かけたこともあり、YouTubeでも要約動画がたくさん上がっていたので気になっていました。

コチラの本は漫画版となっており、大変読み進めやすいので読書習慣のない方や、こどもさんにもオススメです。

自分の子供たちには読ませてあげたいと思える本なので、特に読書好きな長女(小学校2年生)がもう少し大きくなったらオススメしてみようかなと思ってます。

私の最近の興味の方向

私は最近「歴史」「地理」「宗教」「哲学」などにハマっています。

●人間はどのように生きてきたのか

●どんな繁栄をして、なぜ衰退したのか

●「成功すること」と「幸福になること」は同一ではないのか

●自分は社会に価値を提供できているのか

●最新のテクノロジーは今までの歴史からみて、どのような世界を作る役割を担っているのか

●世界でおこっているニュースは、根本的には宗教がらみであることが多いが、そもそも化学の進歩した現代でもずっと信仰され続ける「宗教」とはいったいなんなのか

といったようなことを考えたりすることが増えてきました。

今までの自分からしたら有り得ない思考ですが、これは『中田敦彦のYouTube大学』の影響がかなりありますね。

ちょうど自分の知りたい情報を与えてくれるので、毎日すごく楽しみにしています。

【文学】歴史的名著「君たちはどう生きるか」〜2018年一番読まれた本を中田が解説〜①
『君たちはどう生きるか』も解説されています!動画見るだけでも凄く為になります。

きっかけは「家族の幸せ」を願うことから

私が最近こういった興味を持ち始めたのはYouTubeの影響以外にも、父親として「家族を幸せにしたい」と願うとこからきています。

現在、正直とても幸せです。

愛する家族に囲まれて、裕福ではないけれども毎日食事することができ、家庭は笑顔で溢れています。

両家の親にもすぐに孫に会わせられる環境にあり、親戚での集まりも頻繁に行われ、どれも円満な関係を築けています。

控えめに言って、「最高に幸せ」な毎日です。

ただ、「現在の幸せ」は続きません。

現在の幸せは、あくまで「今」の幸せであり、子供たちの成長や、自分や嫁の仕事の環境など色々な要因で「幸せのカタチ」は変化していきます。

思春期の息子を持つ母親で、現在上手くコミュニケーションが取れなくなってしまって

「〇〇くんは昔はコレをやったら喜んでくれてたのに…」

みたいなことを言ってるお母さんってよくいますよね。

それは幸せのカタチがうまくアップデート出来ていないからそういったズレが生じてしまうものだと思います。

ですので「幸せ」とは家族の成長や、家庭の環境に合わせてアップデートしていく必要があり、もしくは「私たちの家族は“この状態”を幸せと感じます」という家族の「目指すべき指標」のようなものが必要であると感じるのです。

それで「目指すべき幸せとはなんだ?」となってくるわけです。

自分のことを知ること

「幸せとは何か?」という問いこそまさに「哲学」ですよね。

「他者貢献」することで幸せを感じる人もいれば

「生きている」だけで幸せを感じる人もいる。

「お金持ち」であることで不幸になる人もいれば

「貧乏」だけれども笑顔に溢れている家庭もある。

「成功」を掴むことで人から恨まれ、殺される偉人もいれば

「失敗」から学び、それを人に教えて沢山の人望を集めたりと、

先人達からたくさんの事例や教訓のケーススタディーをすることが出来ます。

私はなにも、哲学や歴史知ることで「他人の考える幸せ」を「自分の幸せ」と思い込もうとしているわけではありません。

先人達も現在の私たちと同じように「幸せになりたい」と思いながら生きていたのは間違いありません。

歴史や哲学から学べるのは、「こういった傾向の幸せは、自分の思う幸せとは違う」といった自分との違いや、

「こういった成功の仕方は、一時的な成功は掴むが、やがて人が離れていく」といったようなことが学べます。

先人達の「生き方」を知ることで、自分との考え方の違いや、または共感する部分を発見したりすることができます。

違いや共通点を見つけながら「自分はどういったことに幸せを感じる人間なのか」という考えになっていくことで、「自分自身」を見つめることができます。

両親が与えてくれた私の「幸せ」のカタチ

すると当たり前のように「幸せ」に囲まれて生きてきた自分は、「幸せ」について掘り下げて考えることもなかったのですが、今の現状が「有り得ない」程幸せであることに気づくことができました。

裕福では無いものの、毎日働いて、私たち子どもにお金の心配などさせることなく育ててくれた両親には特に感謝しています。

私が学ぶ「先人」達の中にはもちろん両親も入っており、自分の人格を形成する上でこの2人の存在は欠かせません。

高校の同級生と結婚し、今でも変わらず仲睦まじい両親と同じように、私も高校の同級生と結婚し、毎日ラブラブです。

おそらく今の私たち夫婦を見て育ったうちの子どもたちは「結婚=楽しい家庭」ということに何の疑問も持たずに憧れを抱いてくれていると思います。

それは自分が両親を見ながらそのように育ったので、このままいけば間違いなくうちの子どもたちもそういった「幸せ」のカタチを形成していくことでしょう。

こういったDNAのような遺伝子以外にも、家族で受け継がれていく、とてつもなく小さな「文化」や「伝統」を愛おしく思います。

両親から影響をうけた「自分」とは

また、「あんたは凄い!」的な、圧倒的に褒めて(おだてて)育てるタイプの母親のおかげで、常に「自分は凄いんだ!」と思いながら育つことが出来ました。

そのおかげで、色んなことにチャレンジすることが出来たし、人と話しをするときなど、闇雲に自分を卑下したりすることもなく、あまり物怖じせず誰とでも割と楽しく付き合うことが出来ました。

仕事で良い成績を残しても慢心することなく、「自分だから当たり前」、「自分は環境に恵まれている」と思ってしまうのはそういった母親の育て方からきているでしょう。

もちろん父親からの影響もかなり受けています。

むしろ男親として知らず知らずにかなり影響されています。

父親は家具職人です。

一般的な「職人」のイメージは、「真面目で堅物」といったようなものだと思いますが、うちの場合はそんなイメージとはちょっと違います。

一言でいえば、「永遠の少年」ですかね!笑

父親の特徴をあげていきますと

●人と話すことが好き(ただし自分の興味のある分野に限る)

●面白いことが好き(ミニ四駆ブームの時は僕たち以上にハマっていました。今はドローンにハマっています。)

●頑張り屋である(昔も今も、朝も夜も毎日文句も言わず働き続けてくれています。)

●怖い(割と容赦なく手が出ます。今では笑い話ですが、私のおならが臭いという理由で、丸めた新聞で叩かれたこともあります。)

●協調性が無い(自分のやりたいことはやり、やりたくないことはやりません。ときに他人を振り回しますが、ある意味とても正直な人です。)

●一本筋が通っている(おそらく、自分の“生き方”といったものではなく、なんとなくで“良い”“悪い”が選別されており、ときにその生き方がカッコよく見えたりするときもあります。嘘はつかず、他人を裏切りません。)

ざっとこんな感じですね。

特徴を考えてみると、結構自分と似ている(自分が父親に似てきた)部分が多いことがわかります。

影響をうけた父親の言葉

自分にとっての父は、楽しく遊んでくれる友達であり、厳しく叱るボスであり、良くも悪くも「家庭の空気が全て父によって左右される」そんな存在でした。

まぁ基本的には朗らかで、明るい家庭で育つことが出来ました。

そんなメリハリのある父から言われた言葉で、今でも自分に染み付いている言葉があります。

それは、ぼくが小学生のときサッカーの練習から帰ってきて

「今日は疲れたぁ〜!!」

と言ったら、それを聞いた父からの

「自分の好きなことやっといて“疲れた”とか言うな!」

という一言です。

そのときは、「疲れたんだから疲れたって言ってもいいじゃん!」と心の中で思っていましたが(口に出したら恐ろしいことになります!)、そうは思いながらも「確かに!」といったような、自分の中で賛否両論が存在するといった、小学生の自分の頭では処理しきれない、軽いパニック状態になったことを覚えています。

よく考えてみると、仕事から帰った父から「疲れた」といった言葉は聞いたことがないことに気がつきました。

それ以来、私は意識して「疲れた」という言葉を使わなくなり、その代わりに

「今日も頑張った!」

と言うようになりました。

この言い換えひとつで、自己肯定感を上げることもでき、妻からも「今日もありがとう」と言ってもらえることが出来て一石二鳥です。

我が家の家庭円満の魔法の言葉として重宝しています。

大人になり、“自分の行動は「内なる言葉」に左右されている”

ということを理解したときに、父の考え方が理にかなっていることに気づかされました。

おそらく本人は、そんな深い意味で言ったわけではなく、他人から発せられる「疲れた」という言葉が耳障りだっただけだと思いますが、私には忘れらない“良い思い出”になっています。

まとめ

だいぶ話はそれましたが、冒頭で紹介した『君たちはどう生きるか』という本の感想を書こうとしたら、「自分の今の考えていること」をつらつらと書いてしまってました。

この本にはタイトルの通り、「自分はどう生きるのか?」という風に考えさせられるものがあります。

むしろ、ただ読んで「面白かった!」で終わるだけでは非常にもったい無いです。

読み終わった後に改めて「自分のことを考える良い機会を与えてくれる」、そんな名著であると私は思います。

化学やテクノロジーが進化した現代に生きていても、人間の脳は10000年前から進化していないといわれています。

それってすごく面白くないですか?

昔から、「有名になりたい」「お金持ちになりたい」「権力者になりたい」「女にモテたい」といったような悩みは変わってないんです。

この本も80年前の小説を漫画版にリメイクして、“2018年に一番売れた本”になっており、人間の悩みには古いも新しいも無いということがよくわかります。

「最古にして最新の学問」である「哲学」に、この本であなたも少し触れてみませんか?

それではまた!

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