【読書感想】『僕は君たちに武器を配りたい』瀧本哲史著

読書アウトプット

はいどうも!ボウズマンです!

今回は瀧本哲史さんの著書『僕は君たちに武器を配りたい』の読書感想です。

タイトルはなかなか物騒ですが、内容はとても参考になりました。

こちらの本の内容を、著者の瀧本さんはこう述べています。

本書は、これから社会に旅立つ、あるいは旅立ったばかりの若者が、非情で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめである。

『僕は君たちに武器を配りたい』より引用

ですので若者に向けてのメッセージではあるのですが、もう若者と言えなくなってきた私にとっても、大変参考になる情報満載の内容でした。

ボウズマン
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陳腐な感想になってしまうけど、「めっちゃ参考になった!」と心から言える本!
若者だけじゃなく、「なんとなく毎日仕事をしている人」にとっても必読の本だと思うよ!

もくじ

  • はじめに
  • 第1章 勉強できてもコモディティ
  • 第2章 「本物の資本主義」が日本にやってきた
  • 第3章 学校では教えてくれない資本主義の現在
  • 第4章 日本人で生き残る4つのタイプと、生き残れない2つのタイプ
  • 第5章 企業の浮沈みのカギを握る「マーケター」という働き方
  • 第6章 イノベーター=起業家を目指せ
  • 第7章 本当はクレイジーなリーダーたち
  • 第8章 投資家として生きる本当の意味
  • 第9章 ゲリラ戦のはじまり
ボウズマン
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「もくじ」だけでも内容の濃さがわかる!

働く日本人としての生き残り戦略が書かれた「これからの日本を生き抜くバイブル」となる一冊!

簡単解説!

本の中では若者向けに「就職先の選び方」なども紹介してありますが、この本が我々読者に伝えたい本質とは

コモディティ化するな!

に尽きると思います。

この本の一貫したメッセージです。

ですのでこの本を読むことでコモディティ化せずに生きていく方法を教えてくれています。

そもそも「コモディティ」とは何か?

コモディティ化するな!と言われても、そもそも「コモディティって何?」思っている人も多いと思いますので本の引用で解説します。

 コモディティ(commodity)とは英語で石鹸や歯ブラシなどの「日用品」を指すときによく使われる言葉だが、経済学や投資の世界ではちょっと違う意味で使われる。
 市場に出回っている商品が、個性を失ってしまい、消費者にとってみればどのメーカーのどの商品を買っても大差がない状態。それを「コモディティ化」と呼ぶ。

『僕は君たちに武器を配りたい』より引用

価格も性能も大差が無くなってしまい、いわゆる「コモディティ化」した商品はどうなってしまうでしょう?

何を買っても同じレベルなのであれば、消費者は「より安い」商品を選びますよね。

こうして同じ分野での低価格競争が行われたことで日本は長い間「デフレ(モノの価値が下がる)不況」となり売っても売っても利益が小さくなる状況に陥っていたのです。

利益が小さくなるということは、我々労働者に支払われる賃金も少なくなります。

会社から貰える賃金も少ないので、我々労働者が商品を購入する時も、より安いモノを選ぶという「デフレスパイラル」に陥っていたのです。

ボウズマン
ボウズマン

牛丼チェーン店の価格競争や、衣料品メーカーの価格競争など、周りを見渡せば「コモディティ化」していたものは結構あるよね。

コモディティ化は商品だけじゃなく人材にもいえること!

この本が伝えたいのはここからなんです。

「コモディティ化」は何も「商品」の世界だけで起こっている現象ではありません。

労働者である我々、つまり「人材」という商品の世界でも起こっているのです。

ボウズマン
ボウズマン

えー?!どうゆうこと?

要するに、企業が人材を選ぶときに「最低限必要な能力」を持っている人を募集します。

その「最低限必要な能力」は企業が求める仕事の内容によって変わってきますが、同じ能力や資格を持った人材が集まった場合、企業は「より安い賃金で働いてくれる人」を採用します。

まさに商品で起こっていた「コモディティ化」が人材にも起こるのです。

「価格競争」を辿っていった商品でしたが、今後は我々労働者の賃金も「低賃金競争」の波にのまれてしまう現象が起こり得るのです。

業界によってはもうすでに起こってきており、それは学歴の低い人間だけの話ではなく、高学歴の弁護士なども例外ではありません。

難しい試験の代表格だった司法試験も、ロースクールが日本中にできて、合格者数も大幅に増えたことから、需要と供給のバランスが崩れ、現在では「弁護士が余る」という状況になっている。
昔は司法試験に合格しても、自分一人で仕事が得られず、どこかの事務所に入って働く弁護士のことを「イソ弁」(居候弁護士)と呼んだ。今はそれがさらに進んで、給料ゼロで事務所の「軒先」だけを貸してもらう弁護士のことを「ノキ弁」と呼ぶ。事務所にすら入れてもらえず、必要なときに呼び出される弁護士は「野良弁」と呼ばれることすらあるそうだ。

『僕は君たちに武器を配りたい』より引用
ボウズマン
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他にも、人気の外資系企業に英語が得意でTOEIC900点のスコアを持つ人が応募する場合も、応募者の中には同じようなレベルの英語力を持つ人材は山のようにいるため、自分を差別化する要因にはまったくならないとのこと!

つまり「資格=差別化」とはならない時代になってきたってこと!

コモディティ化しないための武器(生き方)とは?

こちらの本では資本主義の世界で、儲けることができる人を6タイプに分けて紹介されています。

  1. 商品を遠くに運んで売ることができる人(トレーダー)
  2. 自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人(エキスパート)
  3. 商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人(マーケター)
  4. まったく新しい仕組みをイノベーションできる人(イノベーター)
  5. 自分が起業家となり、みんなをマネージ(管理)してリーダーとして行動する人(リーダー)
  6. 投資家として市場に参加している人(インベスター=投資家)
ボウズマン
ボウズマン

自分がやっている仕事がこの中にないのであれば、それはコモディティ化されている可能性が高い!

しかもこの中の「トレーダー」と「エキスパート」に関しても今後のコモディティ化の波にのまれ、必要とされなくなってくみたい…。

要するにこれからコモディティ化せずに資本主義社会を戦い抜くためには、「マーケター」「イノベーター」「リーダー」「投資家」として生きることを推奨されています。

それぞれの生き方や、推奨する理由などの詳しい理由に関しては本書に詳しく記載されていますので是非一度ご自身の目でしっかり読み込んでみることをおすすめします。

まとめ

この本を読むと、日本の教育が「コモディティ化」された人材をつくる教育であることがわかります。

みんなで同じ知識をつけ、みんなと変わらない人間を生み出す教育では今後の本格的な資本主義を勝ち抜いていく人材は生まれてこないでしょう。

ですので自分で勉強する、勉強し続けることが大切なのです。

自由な勉強「リベラルアーツ」こそが自分を唯一無二の存在にしてくれるのです。

大人になったら勉強しない人がほとんどなので、ちょっと勉強するだけで大きな差をつけることが出来ます。

この本を読んで「脱コモディティ化」していきましょう!

ボウズマン
ボウズマン

ワシが最近一生懸命学んでいる「教養」こそが大切だと書かれとるよ!

歴史・宗教・お金などの世界でも共通の話題なのでそれについて学びはじめたことは間違いじゃなかったんじゃ!

これからも学び続けるぞー!

ではまた!

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